プジョーで訪ねた灯台訪問記、これからはオーラで

主に沿岸灯台の訪問記です。根元到達を目標にしています。   ★ タイトルバックは香川県 鞍掛鼻灯台 ★

2020年07月

2020/7/23に訪れた、大阪市此花区の舞洲に建っている大阪北港北灯台です。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
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未訪問の沿岸灯台は、もう遠方の灯台しか残っていないと思っていた。
根元到達を目標にしているが、近場で望遠で写真だけでも撮れそうな灯台はどこかと調べてみる。
すると、なんと大阪に大阪北港北灯台というのがあった。
今まで全く気が付いていない。
大阪灯台以外は、みな防波堤灯台だと思っていたが違うかった。



先人の情報を調べる。
舞洲の北にあるが、ヘリポートがあり行けないらしい。
それに、一番可愛らしいタイプの灯台だった。


舞洲なら自宅から20㎞くらいなので、クロスバイクでと思い、天気は曇りだが早速行ってみる。
8:30に自宅を出発。
淀川沿いを走る。
ここはいつ走っても、川下から川上に向かって風が吹いているので、アゲンストだ。
にわかサイクリストにはきつい。


9:40、ヨットハーバーの緑地に着いた。
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防波堤を歩いて先端近くまで行く。
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2基あるが、手前は大阪常吉防波堤灯台、目的の大阪北港北灯台は奥の方。
これ、もしかして同じ形なのか?
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/800  ISO 100)
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常吉大橋の上からの方が、きれいに見えるかもと思い移動。
こういう時はクロスバイクは便利だ、どこにでも停められる。

が、そうでもなかった。
こっちの方が遠くなる。
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次は、ヘリポートへ行く道路方面から接近してみる。
海までフェンスが張り出しており、しかも上には監視カメラまである。
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フェンスの目から、ズームしての一枚。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/640  ISO 100)
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最後は、舞洲の北西側の岸壁方面から根元にチャレンジ。
常吉大橋を渡り終えた所から、右の遊歩道へ入って行く。
自転車だと自由自在だ。
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上から見下ろせる場所があった。
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どうも灯台は、ヘリポートのフェンスの向こう側に建っている。
根元到達の可能性大だ。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/800  ISO 100)
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ここから海の方へ下りる。
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右の方へ行けそうだ。
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視界良好、障害物無し。
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灯台に到着。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
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銘板です。
大阪北港北灯台
初点 昭和15年8月
改築 平成22年3月
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頂部と灯器。
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最後の一枚は、常吉大橋と舞洲スラッジセンターの塔を入れて。
(Canon SX70HS  F 4.5  S 1/1000  ISO 100)
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ウロウロしたおかげで1時間近く居た。

さあ、帰ろう、帰りは追い風だぜ。

1時間で帰りついた。



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2020/7/20にポートアイランド西岸から、望遠撮影した神戸第一防波堤東灯台です。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100)
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神戸第一防波堤東灯台は、海保のHPではデザイン灯台となっている。
そのHPの概要欄には、「灯塔に文字を表示」とあるだけでなんともつれない。
が、一応デザイン灯台なので根元までは行けないが、いつかは写真だけは撮ろうと思っていた。


ポートアイランドへ行けば見えると思うのだが、ストリートビューで見ても路駐はできそうにない。
それに、西側の海岸沿いは護岸壁が高いので、道路からは海は見えない。
護岸壁と道路の間に緑地があるのだが、道路と緑地の間はフェンスが続いており緑地に入れそうもない。
なんだかなあ~、と思いながらこれ以上は調べてなかった。




昨夜、何気なくポートアイランドの地図を見ながら拡大していくと、Pマークが出てきた。
南の方に駐車場がある、何の駐車場?
「神戸どうぶつ王国」の駐車場だった。
調べると、営業中で、駐車料金は24HR で500円。

さらに航空写真にしてみると、南の道路際にも遊歩道のようなものが見える。
ストリートビューで見ると、この駐車場から200mくらいでこの遊歩道のような所に入れそう。

というような結論になったので、早速行ってみることに。



翌朝、晴天ではないが、一応日差しが出ている。
車で行くか、電車で行くか?
電車賃は、片道830円。
コスト的には車の勝ち。
自宅から歩いて駅まで行く事を考えれば、時間的にはトントン。


9:30頃自宅を出発。
車で一般道を走って行く。

2時間かかって駐車場に到着。
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駐車場を出て、右へ歩く。
最初の交差点を左へ。
道路はガードレールで遮断されていたが、右へ。
矢印の看板下には、ウォーキング&ランニングロード7.2㎞とある。
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高い護岸壁がある。
海が見えないので、右の階段を上がる。
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正解。
ウォーキング&ランニングロードからは海が見える。
しかし、この位置からは灯台は見えない。
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道なりに歩く。
西に進んでいたウォーキング&ランニングロードが、北へカーブし始める。
駐車場から10分、灯台が見えた。
霞んでいるのは仕方なし。
真ん中の白い灯台が、今回の目的の灯台。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100)
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ここからズームしてみる。
やはりまだ遠い。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100)
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さらにウォーキング&ランニングロードを歩いて行く。
ここが小さなピーク。
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この先へ下りて行くと、無情にもフェンスで行く手を遮られた。
灯台の真東くらいまで行けると思ったんだが。。。
あきらめよう。
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小さなピークまで戻って、写真を撮る。
現地では分からなかったが、釣り人が居る。

神戸第一防波堤東灯台の写真は、どれもほぼ同じ方向からになったので、あまり変わり映えはしないが、[神][戸][港]の文字がバッチリ入っているので良しとしよう。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100)
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頂部を限界までズームしてみたが、不鮮明だ。
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ついでなので、両隣の灯台も撮ってみた。
神戸第一南防波堤灯台と、
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神戸第二防波堤南灯台。
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なんでこんな「神戸港」と表示されたかに付いて、このHPに説明があった。



今回の駐車場からの徒歩ルートは以下。
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明治時代の灯台については、海上保安庁のHPに掲載がある。
これを基に私なりにまとめた。
しかし、まだ全部は行けていない。
アルファベットは、保存灯台のランク。



樫野埼灯台 明治3年6月 和歌山県 B
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神子元島灯台 明治3年11月 静岡県 A
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江埼灯台 明治4年4月 兵庫県 A
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六連島灯台 明治4年11月 山口県 B
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友ヶ島灯台 明治5年6月 兵庫県 A
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部埼灯台 明治5年1月 福岡県 A
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鍋島灯台 明治5年11月 香川県 A
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釣島灯台 明治6年6月 愛媛県 A
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菅島灯台 明治6年7月 三重県 A
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犬吠埼灯台 明治7年 千葉県 A
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御前埼灯台 明治7年5月 静岡県 A
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金華山灯台 明治9年11月 宮城県 A
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尻屋埼灯台 明治9年 青森県 A
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角島灯台 明治9年3月 山口県 A
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潮岬灯台 明治11年4月 和歌山県 A
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口之津灯台 明治13年 長崎県 B
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立石岬灯台 明治14年7月 福井県 C
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禄剛崎灯台 明治16年7月 石川県 A
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鞍埼灯台 明治17年 宮崎県 A
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大下島灯台 明治27年5月 愛媛県 C
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中ノ鼻灯台 明治27年5月 広島県 C
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小佐木島灯台 明治27年7月 広島県 C
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百貫島灯台 明治27年 愛媛県 C
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大浜埼灯台 明治27年5月 広島県 C
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高根島灯台 明治27年5月 広島県 D
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男木島灯台 明治28年12月 香川県 A
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姫埼灯台 明治28年12月 新潟県 A
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横浜北水堤灯台 明治29年 神奈川県 B
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掛塚灯台 明治30年3月 静岡県 B
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屋久島灯台 明治30年 鹿児島県 B
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上的島灯台 明治30年 熊本県 C
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戸島灯台 明治30年 熊本県 D
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馬島灯台 明治31年5月 島根県 C
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戸馳島灯台 明治31年5月 熊本県 D
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寺島灯台 明治31年5月 熊本県 C
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美保関灯台 明治31年11月 島根県 A
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経ヶ岬灯台 明治31年12月 京都府 A
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室戸岬灯台 明治32年4月 高知県 A
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中渡島灯台 明治33年4月 愛媛県 C
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白洲灯台 明治33年 福岡県 B
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関埼灯台 明治34年 大分県 B
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クダコ島灯台 明治36年 愛媛県 D
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面高白瀬灯台 明治36年 長崎県 D
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出雲日御碕灯台 明治36年4月 島根県 A
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姫島灯台 明治37年 大分県 B
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水ノ子島灯台 明治37年 大分県 A
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石狩灯台 明治41年 北海道 C
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伊豆岬灯台 明治42年 東京都 D
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叶埼灯台 明治44年8月 高知県 D
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清水灯台 明治45年3月 静岡県 A
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蓋井島灯台 明治45年 山口県 D
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特牛灯台 明治45年1月 山口県
(海保のHPには記載なし)
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岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2020/5/31に訪れた、新潟県糸魚川市大字能生に建っている能生港灯台です。
帰宅後調べたら、すでに廃止された灯台だった。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
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5/29に新潟の灯台へ行く途中に、鳥居のある島に灯台発見。
こんな所に沿岸灯台がるなんて、全く調べていない。
あっという間に通り過ぎてしまった。
もやもやしながら、その後も灯台訪問を続けた。




5/31、帰宅途中にこの灯台の横を通過する運命が。。
R8から集落の方へ続く旧道へ入る。
海の方へ行けそうな道へ入り、海岸の方へ。

工事中だったが、日曜日なので工事はしていない。
適当な場所へ停めて、海の方へ歩く。

朱塗りの橋の手前に、恋する灯台のパネルがあった。
このパネル見たの初めてかも?
素通りして帰らなくてよかった~。
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反対側には絵馬をぶら下げるボードもあった。
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朱塗りの橋、曙橋と銘板がある。
島は弁天岩(帰宅後調べた)というらしい。
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とりあえず渡る。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
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灯台で人に会うことなどめったにないのに、数人の人が来ている。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200 ISO 100)
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能生港灯台となっている。
そういえば廃止灯台にこんな名前があったような気がする。
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灯器を撮る。
ここにソーラーが付いてるん?
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とりあえず灯台を一周する。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
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車に戻る途中での一枚。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/1000  ISO 100)
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天気はイマイチだったが、寄って良かった。


帰宅後調べてみると既に廃止された灯台だった。
ネットにあった記事を時系列に並べて整理すると以下。

2014/?:国は灯台廃止を地元漁協に通知。
2016/8:「恋する灯台」に選ばれる。
2016/9:糸魚川市が灯台購入を決定。
2017/2:灯台廃止。
2017/10:「恋する灯台」パネル設置。
2019/12:絵馬を掛けるボード設置。

糸魚川市が購入して、観光スポットとしてPRしているようだ。
人が来てたことに納得。



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