プジョーで訪ねた灯台訪問記、今はアクアGRスポーツで

主に沿岸灯台の訪問記です。根元到達を目標にしています。   ★ タイトルバックは隠岐諸島 西郷岬灯台 ★

2021年12月

2021/12/17にリベンジ訪問した、三重県度会郡南伊勢町棚橋竈に建つ古和浦灯台です。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_5265



このブログに何度かHNだけは登場しているymatsuさんから、12月に紀伊半島を回るという連絡をもらった。
それならば、古和浦灯台へ行きませんかと誘うと、ふたつ返事でOKと。

後日、彼から12/17(金)でどうかという連絡が来た。
なんも予定のない日だったので、勿論OKと返す。

予定日の1週間前に、天気予報を見てみる。
おおっ、なんという事だ。
12/16、12/17が雨マークになっている。
雨の中、行けるようなロケーションではないのだ。

まあ、直前になると晴れることもあるので、直前まで様子を見る。
3日前に調べると、6時頃に雨が上がり、12時からマークが出ていた。
おおっ、ラッキー!!
とりあえず待ちあ合わせ時間を、9時から10時に変更してもらった。



そして、12/17。
4:30に起きた。
大阪はまだ雨が降っていた。
が、天気予報を信じて5:30に家を出た。
待合せ場所のニラハマ展望台まで、約180㎞。
一般道を走る。
なかなか、雨は上がらない。
8時過ぎにやっと雨が上がり、明るくなってきた。
が、思っていた以上に道路が込んでいて進まない。

約束の時間に遅れそうと連絡を入れる。
すると9:30頃に彼から、ニラハマ展望台の道は通行止めになっているので、下の北野神社で待つと連絡が入る。
待合せ場所に近くなってきた。
何気なくナビを見ると、てっきり東からニラハマ展望所に向かっていると思っていたが、西から向かっている。

わおっ!!
ymatsuさんが待っている場所とは逆方向だ。
遅れそうな上に、違う方向から向かっている。
一瞬パニック状態。
とりあえず、ナビで表示されている道で、戻る方向で最短と思われる道で行く事にする。

その道は、県道33。
失敗だった。
しばらくは広かったんだが、途中から大型車は通行できない、最少幅員は2mという表示があった。
しかし今更引き返せないので、そのまま進む。
いやあ、参りました。
ホンマに狭い。
この狭さの道は、愛媛県の天嶬鼻灯台へ道のラスト3㎞の道以上に厳しい道だった。
おそらく10㎞以上走ったはず。

口は乾くし、緊張の連続。
30分くらい走った。
幸いにも対向車はなかったのが救い。
まあ、地元の人はこんな道は走らないだろう。

やっとの思いで広い道に出た。
ymatsuさんが待つ場所まで7㎞位だった。
この辺りで気が付いた。
逆戻りしなくても、海沿いに国道が走っていたことを。

約束の10時から1時間10分遅れくらいで、北野神社前に着いた。
車から降りて、ymatsuさんに遅れてすんませんと詫びる。
すぐに古和浦灯台まで行く気力も元気もなかったので、ここでお湯を沸かして二人でコーヒーを飲む。
ymatsuさんから、濡れ煎餅を頂いたのでそれを食べる。
やっと落ち着いてきた。


11:50
灯台へ行く準備開始。

ここが駐車した北野神社前。
IMG_5269


ここがニラハマ展望台へ通じる道路。
車両通行止めとなっている。
歩いて行くのはダメとなってないので、堂々と行く。
IMG_5270


数分歩くと、工事の現場に着いた。
路肩が崩れたのか、ここにも通行止めの看板があった。
が、今日は工事をしていなかった。
IMG_5272


工事現場はほんの50mくらいだった。
これは工事現場を通り過ぎて撮ったもの。
写真を撮った場所は、待ち合わせ場所だったニラハマ展望台。
つまり、西側からはニラハマ展望台まで車で来ることができたのだった。
IMG_5304


ここが、灯台へのアクセス場所。
下にある前回の記事の方が、より詳しく書いてある。
IMG_5276


シダに覆われているが、何とか道が判る。
IMG_5277


足元は見えにくい。
IMG_5279


廃屋が見えてきた。
IMG_5280


廃屋を過ぎるとシダが無くなる。
IMG_5282


所々に、細いロープがある。
IMG_5284


灯台の頭が見える所まで来た。
ymatsuさんが、
「前回はどこまで行ったんですか?」
と聞いてきた。
「ここまで来て、滑りそうだったの引き返した」
と答える。
「怖いですねえ」
と彼が言う。

丁度、この辺りが引き返した場所だった。
(Canon SX70HS  F 3.4  S 1/1000  ISO 100)
IMG_5285


細いロープと、所々に頭がL型になった鉄筋が打ち込まれている。
頼りになるのはそれくらいか。
IMG_5286 (1)


ymatsuさんが先に行く。
立って歩くなんて、とても無理。
さすがです。
5点支持です。

彼が下りるのを見届けて、同じ要領で下りて行く。
IMG_5286


下りるのに必死で、これ以外まともな写真を撮っていない。

やっとの思いで、灯台の建つ岩場に下り立った。
距離は短いのだけど、灯台の頭の見えた場所から10分くらいかかっていた。
IMG_5290


下り立った場所からは灯台は見えなかったが、少し回り込むと見えた。
やったあぁぁー!!
テンションマックス。

口がカラカラになっている。
怖さと緊張からだろう。
水分補給。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_5267 (1)


こんな形でした。
順光なので白飛びしたように映ってしまった。
タイル貼りなのに、白い塗装のように見える。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_5268 (1)


これが海保の船着き場のようだ。
IMG_5263


今日は風が強いので、時々高い波が来る。
船着場から一枚だけ撮った。
この角度だと、影が付くのでなんとなくタイル貼りとわかる。
ymatsuさんが、「最近改修したんじゃない?」という。
帰宅後、2年前に撮った一番下の写真と見比べてみると、確かに白くなっている。
(Canon EOS Kiss X9i  F 8.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_5264


扉の方に回り込んでの一枚。
TOPの写真とほぼ同じなんだけど。
(Canon EOS Kiss X9i  F 9.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_5273 (1)


銘板を撮るが、読みにくい。
古和浦燈台
初点 昭和46年12月
IMG_5293


これは、灯台の扉側から崖を見上げた写真。
IMG_5262


最後は、扉の右斜めからの一枚。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_5275 (1)


これは帰る時に撮った、崖を登る写真。
かなり高いでしょう?
登る方が、まだ怖さはなかったです。
IMG_5301


駐車場所に戻ってきたのは、13:35。
1時間30分くらいかかっていた。
IMG_5306


腹が減ったので、近くの道の駅を検索。
「道の駅 紀伊長島マンボウ」がヒットした。
調べるとレストランがあったので、ymatsuさんとそこへ行く。

そこで食べたのが、これ。
「海鮮丼+伊勢うどん小」かと思って注文したら、逆だった。
「伊勢うどん+海鮮丼小」だった。
7165


ymatsuさん、お疲れさんでした。
また一緒に行きましょう。



★★以下は、2019/11/29の記事

2019/11/29に行こうとした、三重県度会郡南伊勢町棚橋竈に建つ古和浦灯台です。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
IMG_9664


本日6基目は、古和浦灯台へ。

吉津灯台から距離にして8㎞くらい。
先人の情報では、古和浦漁港からニラハマ展望台を過ぎて、灯台に一番近いカーブの所に入口があるとの事なので、そこに車を駐車する。
IMG_9651


入口の目印は、不法投棄禁止の看板と電柱。
まさにここだ。
確かに道がある。
崖になっているのでロープが要るという情報もあったので、ホームセンターで10Φ20mのロープも買ってきた。
IMG_9652



最初ははっきりした道だった。
IMG_9654


歩き出して2分で、廃屋のある場所までやってきた。
IMG_9655


この辺りから、シダに覆われて道が見えにくくなってきた。
灯台方向に踏み込んでいく。
右へ行ったり左へ回ったり。
IMG_9657


廃屋から6分かかって、ロープを張ってある場所に着いた。
やはり人は来ているようだ、不鮮明ながら踏み跡のような跡も見える。
IMG_9660


大分先まで来た、またロープが張ってあった。
IMG_9663


灯台の道の入り口から12分。
灯台が見えた。
(Canon SX70HS  F 4.5  S 1/1000  ISO 100)
IMG_9668


灯台までまだだいぶあるのに、足元はこんな滑りやすい状態だ。
足元がしっかりした岩場ならロープで行けるが、これは怖い!!
灯台はここだけじゃないさという事にして、ここから引き返すことに。
IMG_9667


まあ、せめてもの駄賃で灯器だけは押さえておこう。
IMG_9665


最後の一枚は、ニラハマ展望台で保険に撮っておいた一枚。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/800  ISO 100)
IMG_9649



次は錦灯台へ。

地図上では、すぐそこまで来ているのだが。。。
kowaura


岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/26に望遠撮影した、愛媛県松山市の沖に浮かぶ由利島に建つ由利島灯台です。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/640  ISO 100  2780㎜相当)
IMG_5232






釣島行のフェリーに乗り、後部甲板で海を見ていると、ymatsuさんが由利島灯台が見えるという。
由利島灯台が見えるなんて、これっぽちも思ってなかったのでNikon COOLPIX P950は車に置いたまま。
Canon SX70HSしか持ってなかったので、これで由利島灯台を探してみる。

なんか白い物が見えたので、シャッターを切る。
ハズレ!!
船だった。笑
IMG_5158


船が揺れるし、よく判らないので船からの撮影はあきらめる。


釣島に着いて、釣島灯台へ向かう途中でどこに由利島灯台が建っているのかが判った。
だけどあまりにも距離が離れているのか、不鮮明な写真しか撮れない。
帰宅後に調べてみた。
釣島から、11.2㎞も離れている。
yurisima


とりあえず、釣島から撮った写真です。
これが遠景。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100  21㎜相当)
IMG_5226


これ位のズームでは、灯台は判らない。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/800  ISO 100  610㎜相当)
IMG_5228


ここまでズームすると、なんとか判る。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/800  ISO 100  1390㎜相当)
IMG_5229


この領域はデジタルズームなので、まあトリミングと同じですね。
白いはずの灯台が、緑色にみえる。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/800  ISO 100  2780㎜相当)
IMG_5233



岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/26に再度望遠撮影した、愛媛県松山市の沖に浮かぶ小市島に建つ小市島灯台です。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/500  ISO 100  2200㎜相当)IMG_5235



釣島灯台が目的で、釣島に渡った。
海岸沿いの道路を歩くと、釣島の北西の小市島に建つ小市島灯台が見えた。
何枚か撮るが、大気の揺れであまりいい画にならない。

もう少し高い所から撮る事にしてまずは、釣島灯台へ行く。


釣り島灯台の撮影が一段落したところで、もう一度、小市島灯台を撮る。

撮影場所と灯台の位置関係は以下。
距離は、約5㎞。
前回の撮影場所より遠かった。
koiti


まずは遠景。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100  30㎜相当)IMG_5220


灯台が判る程度にズームする。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/640  ISO 100  290㎜相当)IMG_5218


更にズームする。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/500  ISO 100  2780㎜相当)
IMG_5215


望遠撮影用のNikon P950は車に置いてきたので、これくらいが限界。



★★以下は、2021/6/9の望遠撮影記事

2021/6/9に望遠撮影した、愛媛県松山市の沖に浮かぶ小市島に建つ小市島灯台です。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.3  S 1/500  ISO 100  1500mm相当)
DSCN2788


次は、小市島灯台が見える場所へ。


中島の一番南の地点へ。
撮影場所と灯台との位置関係は以下。
距離は、3.8kmと近くはない。
koitisima


まずは遠景で。
正面の島の左に建っている。
(Nikon COOLPIX P950  F 3.2  S 1/2000  ISO 100  24mm相当)
DSCN2785


灯台が見える程度にズームする。
(Nikon COOLPIX P950  F 5.0  S 1/1000  ISO 100  600mm相当)
DSCN2787


もう少し大きくズームする。
海面近くからのズームなので、空気の揺らぎの影響か?
(Nikon COOLPIX P950  F 6.5  S 1/500  ISO 125  2000mm相当)
DSCN2789



次は、クダコ島灯台が見える場所へ徒歩移動。
まだ3㎞以上あると思う。
昨日痛めた左の膝は、平坦な道路を歩く分にはほとんど違和感なし。


岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/26に訪問した、愛媛県松山市泊町の釣島に建つ釣島灯台です。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/320  ISO 100)
IMG_4333



11/23から4日間の予定で愛媛県に来ている。
目的は、10月に岩手の灯台でお世話になったymatsuさんを由良岬灯台へ案内。
加えて、日振島灯台へ一緒に行く事。
ymatsuさんの予定が進んでいて、11/26の日振島灯台が11/25に行けたので、丸1日空いてしまった。

そこで、この日に釣島灯台へ行く事に。
一人で釣島で6時間強過ごすのはしんどいが、話し相手がいればなんてことはない。


11/26の朝は、伊予灘SAで目覚めた。
いい天気、そして3日間吹いていた風もおさまっていた。
これなら釣島灯台で6時間楽に過ごせそうだ。

9:10発のフェリーに乗るために、三津浜港へ行く。
思いのほか松山市内が混んでいた。
早めに出たので遅れることはなかったが、ちょっとヒヤッとした。

8:30頃駐車場に着いた。
フェリー乗り場は、今年の6月に乗った柳井へ渡るフェリーの発着所と同じだった。
切符は片道520円。

船に乗る。
IMG_5155


9:35
釣島に着いた。
思っていたより降りる人が多い。
IMG_5169


これが釣島の地図。
灯台は、反時計回りに歩いて、山に登る方向。
IMG_5170 (1)


灯台への標柱があった。
800m。
IMG_5172


あと250m。
IMG_5196 (1)


時間たっぷりなので、ゆっく歩いて20分くらいで灯台に到着。
(Canon EOS Kiss X9i  F 7.1  S 1/160  ISO 100)
IMG_4360


門扉を乗り越えなくても、左からすんなり入れた。
(Canon EOS Kiss X9i  F 9.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_4348


こんな感じになっている。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4361


敷地の中にまで入りました。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_4359


ついでなので一周。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4336


ぐるりと回った。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4337


灯台の敷地に入って、一番奥からの一枚。
敷地内はきれいに整備されていた。
帰りに切符売り場のおばちゃんに話を聞くと、ちょっと前に松山市から草刈に来たらしい。
いい時期に来たようだ。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4330


忘れないうちに銘板を撮っておく。
ILLUMINATED 15TH JUNE 1873
 初 日 十 六 癸 六 明
 點   五 月 酉 年 治
IMG_5210


頂部と灯器。
IMG_5212


IMG_5213


官舎の建つ敷地に上がって撮る。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4335


TOPとよく似た構図やけど。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4332


官舎の敷地の奥へ。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4343


もっと奥へ。
(Canon EOS Kiss X9i  F 9.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4351


時間がたっぷりあるので、島の頂まで行ってきた。
舗装道路が続いている。
てっきり展望台があると思って行ったら、有ったのは農業用の貯水タンク。
後で、島の案内地図を見たらビューポイントと書いてあった。

とりあえずは、頂き辺りの道端でお湯を沸かしてコーヒーを飲んで引き返す。
釣島はミカンの栽培が盛んらしく、いたるところがミカン畑。
ミカンと灯台の写真を一枚。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
IMG_5242


やっぱり6時間は長い、早めに船乗り場まで下りてきた。
待合所で船が来るまで待つ。


しばらくして、切符を販売するおばちゃんがやってきた。
世間話をしているうちに、おばちゃんがタコ漁をするいきさつを話してくれた。
力仕事で危ないこともあるが、すごく実入りが良かったらしくて、20年もやったと。
笑ながら話してくれたが、きっと苦しい時やしんどい時もあったんだろう。

やがて帰りのフェリーが入港し、釣島を後にした。


16:30頃、三津浜港に着いた。
今回の灯台巡りはこれで終わり。

ここで、ymatsuさんと別れて、大阪へ。

ymatsuさん、お疲れさんでした。



★★以下は、2021/6/9の望遠撮影時の記事

2021/6/9に中島へ向かう高速艇から望遠撮影した、愛媛県松山市泊町の釣島に建つ釣島灯台です。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/640  ISO 100  540㎜相当)
IMG_3478



★★
釣島灯台は、リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計で明治6年に築造された石造り灯台で、Aランク保存灯台になっている。
松山市のHPに、釣島灯台建設余話というのがあり興味深い。
★★


高浜港発7:40の西線の高速船で、野忽那諸島の中島へ渡る。
どこを通る航路なのかは全く頭になく、漫然と興居島の北を回って行くと思い込んでいた。
なので、途中で頭埼灯台が見えるんだろうなあと思い、Canon SX70HSをシートに置いていた。
だけどなんだか地図から想像する景色と違う。
どこを航行してるん?
YAMAPのアプリを起動して、野忽那諸島の地図を表示してみる。

なんと!!
船は、釣島の北側を進んでいるところだった。
船の左側の窓に目をやる。
わあああああ~~!!
釣島灯台が見えてるやんかああああ。。。

カメラを手に取って、後部のキャビンへ移動する。
うわっ、ここも窓側は皆人が座っている。
何気なく船の後ろを見ると、後部甲板に出られるみたい。
急いで甲板へ通じるドアを開けて出る。
カメラを構えてシャッターを切る。
水平が出ているとかはもう考えている余裕はない。
結果的に12枚の写真を撮っていた。
使えそうなのを、今回UPしてみる。


一番まともそうなのを、TOPの写真に使う。


これが釣島の全景。
釣島灯台は、釣島の北西寄りに建っている感じ。
右の肩のあたりに白いのが見えているのが、釣島灯台。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100  21㎜相当)
IMG_3476


もう船は島から遠ざかる方向に走っている。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/500  ISO 100  160㎜相当)
IMG_3477


一番大きく撮れている一枚なんだけど、頂部がやや欠け気味。
というのもここまでズームすると、ファインダー内の画像は揺れまくる。
ピントが合えばシャッターを切ったんだけど、結果的に頂部が欠けてたというお粗末でした。
(Canon SX70HS  F 6.5  S 1/640  ISO 100  1390㎜相当)
IMG_3479


島から遠ざかるにつれて、右側のビニールハウスが目立つようになってきた。
(Canon SX70HS  F 5.6  S 1/640  ISO 100  690㎜相当)
IMG_3485


これで、朝の部は終わり。


次は、夕方の部。
松山市の三津浜港から山口県の柳井へ渡るフェリーからの望遠撮影。

これは、計画段階から見えるかもしれないと狙っていたんだけど、朝より遠いし視程が悪すぎた。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.5  S 1/500  ISO 180  2000mm相当)
DSCN2916


灯台より、ビニールハウスが目立つ。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.3  S 1/500  ISO 200  1200mm相当)
DSCN2934


釣島も有人の島なので定期船が出ているが、一日二往復。
朝行くと次は午後まで帰ってこれない。
6時間くらい拘束されるのだ。
なかなか行く決断ができないが、これだけ見えたら行かなくてもいいかも???



岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/25に望遠撮影した、大分県大分市佐賀関の高島の東沖に建つ海獺碆灯台です。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.5  S 1/500  ISO 160  3200mm相当)
DSCN4246



15:05
佐多岬の駐車場に着いた。
DSCN4195


佐多岬灯台へ行く前に、大分県の海獺碆灯台をこの駐車場から探してみる。
すぐに見つかったが、逆光だし霞んでいて満足いく写真は撮れそうにない。
大体この季節に来るのが間違っているのだが、海獺碆灯台をメインには考えないので我慢我慢。
シルエットにしか撮れない。
DSCN4200


佐多岬灯台の撮影のために、これから椿山展望台、御籠島展望所、佐多岬灯台の根元に行くので、いづれかの場所でもう少しまともな写真が撮れたらいいなあ。



結局比較的まともに撮れたのが、佐多岬灯台の敷地からだった。
それでもこれくらいにしか撮れなかった。

撮影場所と灯台との位置関係は以下。
距離は、約8.5㎞と遠い。
asika


まずは遠景。
(Nikon COOLPIX P950  F 3.5  S 1/1600  ISO 100  24mm相当)
DSCN4257


灯台が判る程度にズームする。
(Nikon COOLPIX P950  F 5.0  S 1/500  ISO 100  380mm相当)
DSCN4251


更にズームする。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.5  S 1/500  ISO 100  2000mm相当)
DSCN4248


もっとズームする。
(Nikon COOLPIX P950  F 6.5  S 1/500  ISO 140  3600mm相当)
DSCN4244




岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/25に再訪問した、愛媛県伊方町に建つ佐田岬灯台です。
(Canon SX70HS  F 6.3  S 1/1000  ISO 100)
IMG_5146




日振島から宇和島に帰ってきたのは、13:30頃。
ymatsuさんとは、ここから別行動。
今夜、伊予灘SAで再度合流して、翌日釣島灯台へ行く予定。

私は、今から佐田岬灯台へ。
初回訪問時は青空がゲットできていないので、今日はチャンス。
距離にして87㎞、1時間半くらいかかりそうだ。



15:05
佐田岬の駐車場に着いた。
DSCN4195


この駐車場から大分県の海獺碆灯台を望遠撮影したが、時間帯が悪いのでまた後で撮ってみる。
この灯台撮影も今回の目的だったのだ。

まずは遊歩道を歩いて、椿山展望台へ行く。
前回行っていない。
IMG_5121


15:33
椿山展望台に着いた。
IMG_5123


佐田岬灯台を撮るが、やっぱり時間帯が悪い。
逆光の上に、海まで光っている。
早々に切り上げて、御籠島展望所へ行ってみる。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/320  ISO 100)
IMG_4311



御籠島展望所に来てみると、なんか新しいモニュメントが出来ていた。
前回来た時はなかったと思うんだけど。
(Canon SX70HS  F 4.5  S 1/1000  ISO 100)
IMG_5132


青空なので何枚か撮ってみる。
(Nikon COOLPIX P950  F 3.5  S 1/1000  ISO 100)
DSCN4209


少し寄った一枚。
(Nikon COOLPIX P950  F 3.5  S 1/1000  ISO 100)
DSCN4211


次は灯台の足元まで行ってみる。
このアングルは前回撮っていない。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)IMG_4320


海側から、縦フレームでの一枚。
(Canon EOS Kiss X9i  F 8.0  S 1/125  ISO 100)
IMG_4325


佐田岬黄金碆照射灯を撮ってみる。
(Canon EOS Kiss X9i  F 8.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_4324


これが照射灯の灯器。
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もう一度、椿山展望台へ戻る。
露出補正もしないで、意外ときれいな画が撮れた。
(Canon SX70HS  F 4.5  S 1/640  ISO 100)
IMG_5135


最後の一枚はシルエット的に。
(Nikon COOLPIX P950  F 2.8  S 1/1600  ISO 100)
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今から、伊予灘SAまで一般道で走って、そこで車中泊。
そして明日は、釣島灯台へ。



★★以下は2019/3/30の訪問記事

2019/3/30に訪れた、愛媛県伊方町に建つ佐田岬灯台です。
江戸条約で決められた8カ所の灯台のうちの一つです。
(Canon SX70HS  F 4.5  S 1/320  ISO 100)
IMG_6591 (1)




前日の天気予報では、最悪雨かもという感じでしたが、一週間前の予報では晴れマークでした。
その時から準備してたので、自分の中では延期という選択肢は無しです。
最近の天気予報は、よく外れてるのでいい方に期待して、夜中の2時に自宅を出発。
距離は450㎞、淡路島から吉野川沿いを走る徳島自動車道へ。
徳島自動車道は片側一車線なのですごく狭く感じます。
松山自動車道から一般道へ出た頃には夜も明けていましたが、空は雲に覆われています。

予定通りの8時ごろに佐田岬灯台の駐車場に到着です。
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肉眼では、駐車場から佐田岬灯台の頭が見えます。
写真中央のおにぎりの様な山の山頂の左下あたりです。
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遊歩道の入り口にあったマップです。
右に少し写っているコンクリート道が遊歩道です。
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こんな遊歩道を歩くので迷いようはありません。
途中までは下りです。
一度海面近くまで下りて、そこからまた上って、そこからはほとんどアップダウンなしです。
IMG_6557IMG_6565


途中の展望台にも寄らずに来たので、15分くらいで灯台の入り口の門に到着です。
堂々としたたたずまいです。
晴れてたらなあ。。。
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灯台への階段を上がる途中からの一枚です。
(Canon SX70HS  F 4.0  S 1/400  ISO 100)
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扉の上に大きな銘板が付いています。
見えにくいですが右から、
大正七年四月一日初点と彫られています。
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右から回ると、四国最西端というプレートと地図がありますが、私にはやっぱり地図は北を上にしたほうが判りやすいです。
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ここの地図は、西方向が上になっています。
この灯台が向いている先は、大分県方向という事を知らせたいのでしょうか。
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灯台が建っている敷地は狭いというほどではないのですが、灯台が大きいので横フレームでは全体をとらえることができないので、縦フレームです。
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帰ってから知ったことですが、佐田岬黄金碆照射灯というのが併設されていました。
かろうじて写っている写真がこれです。
右の茶色の箱がそれです。
IMG_6578


ここからは灯器が見えないので、場所移動です。
この先端の展望台まで行ってみます。
(トップの写真は、この展望台からです。)
IMG_6580



こういう立派な灯台には、フレネルレンズがよく似合います。
IMG_6588


やっぱり青空が欲しいですね。
結果論ですが、あと一時間遅ければ青空になったかも知れないですが、言い出せばきりがないですね。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/400  ISO 100)
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駐車場から往復50分でした。
今日は、今から佐田岬半島を東へ走って灯台巡りの予定です。

次は見舞埼灯台へ行きます。


岬の灯台訪問一覧表は以下。
【北海道・本州編】
【四国・九州編】
訪問灯台と車の駐車場所の地図はこちら


2021/11/25に訪問した、愛媛県宇和島市の日振島に建つ火振島灯台です。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
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11/25の朝は、「道の駅 宇和島きさいや広場」で目覚めた。
このすぐ横に、日振島へ行く船の乗り場がある。
日振島灯台の訪問記事はネット上に数件あるが、古い情報ばかり。
それには片道40分とは書いてあるんだけど。

船は1日3便あるが、ymatsuさんと6:30発の1便で行く事にした。
帰りの便は、12:31発の予定。
島での滞在時間は、ほぼ5時間だ。
運賃は片道2,080円。


日振島には港が3カ所あるが、灯台に近いのは能登港。
定刻に出船して、定刻の7:14に能登港に着いた。
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港に着いてする仕事は、島の人に灯台への道を聞くこと。
ちょうど3人連れの年配の人がいた。
「灯台へ行きたいんですが、行けますかね?」
「ちょうど1か月位前に、草刈りしたから行ける」
「そうなんですか、どこから行くんですか?」
「緑の壁に家の横を通って、一番奥の電柱から登る」
「ありがとうございます」

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もうこれで灯台には行けたも同然。
1便で来る必要はなかったかも。
ゆっくり行こう。

緑の壁の家の方へ行く。
三島神社の標識があったが、ここは素通り。
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もう一本奥の道を左へ。
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先人の情報にある階段のようだ。
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この階段を登る。
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登りきると、コンクリートの壁のような右側に1本目のロープがあった。
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かなり傾斜のきつい小道だ。
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2本目のロープ。
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3本目のロープ。
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4本目のロープ。
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まだ傾斜のきつい道が続く。
しかし、もうロープはない。
滑らないように、木や木の根っこを掴みながら登る。
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笹のトンネルのような所を通って行く。
ここまで来ると、ほぼ平坦になった。
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灯台が見えた。
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7:43
灯台に着いた。
港から、ほぼ30分だ。
敷地内も草は生えていない。
というか、刈ってある。
いい時に来たもんだ。
(Canon EOS Kiss X9i  F 7.1  S 1/100  ISO 100)
IMG_4301 (1)



帰りの船まで4時間半くらいあるので、まあゆっくりしましょう。

忘れないうちに銘板を撮る。
日振島灯台
昭和三十三年三月初点
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頂部と灯器。
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灯台の建つ敷地に上がる前の一枚。
(Canon EOS Kiss X9i  F 8.0  S 1/160  ISO 100)
IMG_4302


扉の前から縦フレームでの一枚。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4304


時計回りに歩く。
おそらく南に向いた面になるはず。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4306


さらに回る。
西に向いた面のはず。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4307


もっと回り込んでの一枚。
(Canon EOS Kiss X9i  F 11.0  S 1/250  ISO 100)
IMG_4308


下に降りての一枚。
この汚いのは、おそらくフィルターの汚れです。
すんません。
(Canon EOS Kiss X9i  F 10.0  S 1/200  ISO 100)
IMG_4309


門に入った付近からの一枚。
(Canon SX70HS  F 5.0  S 1/1000  ISO 100)
IMG_5107


コーヒーを飲んでも時間を持て余してしまう。
ymatsuさんと、2つ目の港、明海(あこ)まで歩こうという話になった。

5㎞くらい歩いたが、一山超えていく感じだった。


11:20
明海の切符売り場に着いた。
この港には郵便局があった。
それに駐在所もあるんだろう。
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切符売り場の前のベンチで休んでいると、若い駐在さんが声をかけてきた。
職務上、島外の人には声掛けするのかな?
「山登りですか?」
「いえ、灯台へ行って、時間が余ったのでここまで歩いてきました。」
この後、駐在さんとしばらく雑談。

駐在さんも、海保の人と一緒に重要施設の確認という事で制服のまま登ったと。
でも2度と行くのは、いややというてました。笑

灯台に来た人には初めて会ったというてたが、マンホールのふたとか、郵便局のスタンプマニアとか、三角点のマニアだとか、いろんな趣味の人がいてますねえという話で盛り上がってるところに、帰りの船がやってきた。

ymatsuさん、お疲れさんでした。


今回の徒歩ルートです。
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【北海道・本州編】
【四国・九州編】
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